JICA海外ボランティア便り
アフリカ大陸北西端
モロッコより
モロッコといえば、砂漠、ラクダ、タコ、タジン鍋、イスラム教など、日本人にとっても比較的イメージしやすいアフリカの国ではないだろうか。年間2万人に近い日本人観光客が、モロッコの観光都市や砂漠を訪れている。また、日本がモロッコから輸入しているものに、タコやイカがある。日本のスーパーの鮮魚コーナーで“モロッコ産”というラベルを見かけたことがある。逆にモロッコが日本から輸入しているものの第1位が、車である。モロッコで生活していると、毎日トヨタ・イスズ・ニッサンといった日本車を目にすると同時に、日本車の良い評判をいただき胸を張る自分がいる。
イスラムの国モロッコであるが、ヨーロッパ大陸に近いこともあり、イスラム文化だけでなく、ヨーロッパの文化も感じることができる、非常におもしろい国だ。
そんな国モロッコに、昨年6月からJICA青年海外協力隊体育隊員として生活をしている。小学校と中学校で体育の授業を行い、モロッコの子供たちと触れ合っている。モロッコの公立学校では、中学校から体育の授業が実施されるため、小学校に授業をしに行くと、子供たちが全身で喜びを表現してくれる。そんな様子が嬉しく、まだまだ不自由な言葉を勉強しながら、少しでも授業を楽しんでもらいたいと活動している。
東北大震災のニュースは、モロッコのニュースでも毎日報道され、あいさつを交わすモロッコの人々から、多くのお悔やみの言葉と励ましの言葉をいただいている。4月23日首都ラバトで開催された日本語スピーチコンテストは、日本語学習者のためだけではなく、全力で災害を乗り越えようとしている日本への思いを共有する場とする、という趣旨で行われた。そこで、日本に対するエールを全身で感じ、そのエールに応えるべく私自身もモロッコで一生懸命活動しようと再度決心した。
JICA青年海外協力隊
札場 計江
平成22年度1次隊 現職教員派遣 体育










HOME