JICA海外ボランティア便り

心の豊かな国
タンザニア




平成22年度1次隊
タンザニア派遣 理数科教師
山田浩太氏

 私は2010年6月から、青年海外協力隊としてタンザニアで活動していました。2年間の活動を終え、今年6月に帰国したところです。

 私の任地はムトワラという町でした。タンザニアの中心都市ダルエスサラームから南へ約400km、モザンビークとの国境にある町です。ムトワラ市内から少し離れた場所にある中等学校(日本では中学、高校に相当)で理数科教師として働いていました。

 同校で私は数学を教えていました。中等学校では英語で授業を実施することになっていますが、生徒はほとんど英語を理解できません。現地語であるスワヒリ語を交えつつ悪戦苦闘の毎日でした。その他、タンザニア人教師と協力し、セミナーや数学コンペティション、日本文化紹介など様々な活動を行いました。

 配属先の学校は電気が通っておらず、実験器具・設備等はほとんどありません。多くの生徒は電気・水道のない家で暮らしています。私の家の回りの子供達もそうでしたが、水汲みなど、家族の手伝いをするのが当たり前です。決して恵まれた環境とは言えませんが、生徒たちは元気いっぱいで笑顔が耐えません。「もの」の豊かさと「心」の豊かさは別なのだと改めて思い知らされる毎日でした。

 ちなみに私の家も電気は通っていませんでした。ソーラーパネルから充電し、少しの灯りとパソコンが多少使える程度です。料理は毎日炭をおこし、洗濯物は手洗いです。家電製品が使えないので、やはり不便は多々ありましたが、なかなかできる体験ではないと考え、楽しく暮らしていました。

 自宅周辺の地域一帯電気が通っていないので、夜になればあたり一面真っ暗です。タンザニアでは夜9時ごろに夕食をとるのが一般的で、ランタンやロウソクのわずかな灯りに家族が集まり、毎日遅めの夕食をとっています。そんなランタンやロウソクの小さな灯りのやさしさが私は好きでした。

自宅周辺の風景

雨水を運ぶ子どもたち

授業風景



びょうき、しゅっさん、こそだて、がっこう、てつづき



年会費

■個人会員
 ・一般:2,000円
 ・学生(高校生を除く):1,000円
■高校生:無料
■家族会員  3,000円
■団体会員 10,000円

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